このオンラインセミナーでは、現代のヨーロッパから日本への移民のさまざまな側面に焦点を当てることを目的としています。いわゆるニューカマーであるヨーロッパから日本への移民のパターンはまだ見過ごされがちではありますが、近年徐々に研究者の間で注目を集めています。 このセミナーは、EUや、ロシアを含むヨーロッパ大陸の他の国々からの移民を研究する学者を招き、彼/彼女らの移動と日本での生活のさまざまな側面について理解を深めようとする、初めての試みです。
ウェビナー詳細
日 時 :2020年12月5日(土) 15:00~18:00 (日本時間)
使用言語:英語
本ウェビナーはライブストリームで配信されます。参加お申し込み時にライブストリームへのリンクとQ&Aセッション用のリンクを送らせていただきます。下の「参加申し込み」ボタンをクリックして登録してください。
プログラム
15:00〜 趣旨説明
ミロシュ・デブナール(龍谷大学国際学部 講師)
15:10〜 日本におけるロシア語話者移民のコミュニティ形成:物質生活と(デジタルな)可視性 Community-building of Russian-Speaking Migrants in Japan: Material Lives and (Digital) Visibility
クセーニア・ゴロウィナ (東洋大学社会学部 准教授)
15:40〜 日本に暮らすロシア語話者女性:移民、国際結婚、コミュニティ形成、そして高齢化の傾向 Russian-Speaking Women in Japan: Immigration, International Marriage, Community Creation and Aging Trends
ヴィクトリヤ・キム (大阪大学人間科学研究科 特任准教授)
16:10〜 休憩
16:20〜 東京におけるヨーロッパ系中流移民の移動(不)可能性と居場所作り (Im)Mobility and Place-making among European middling migrants in Tokyo
ヘレナ・ホフ(チューリヒ大学アジア・東洋研究所 上級研究員 兼 講師)
16:50〜 社会的および職業的統合に対する白人性の影響:日本における高度技能ヨーロッパ系移民の事例 The Influence of Whiteness on Social and Professional Integration: The Case of Highly Skilled Europeans in Japan
アドリヤーナ・ミラディノヴィッチ(研究者)
17:20〜 ディスカッション・ Q&A
本ウェビナーは以下の助成を受けています:
- 科学研究費助成事業 若手研究 Staying or leaving? Choices of further mobility or settlement of European migrants in Japan, (課題番号19K13895)
- 科学研究費助成事業 国際共同研究強化(国際共同研究強化(A)) 『日本をなぜ離れるか―日本在住経験者のヨーロッパ人の帰国選択に関する研究』 (課題番号19KK0315)